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原油価格下落どこまで続くのか? [経済]

原油価格の下落がヤバいことになっています。
1バレル=50ドルを下回り、まだ下落の一途?

この原油価格の下落が、経済に与える影響がどうなるのか?・・・・・・

なぜ?

 1年で一気に半分以下まで下がった。それは、中国や欧州の景気低迷で、世界的な石油の需要が落ち込むと予想していることです。
 根本的原因は、米国でシェールガス開発が順調で、世界最大の石油消費国である米国が、自前で調達が可能な状態になったことです。
 
 米国は1日、約900万バレルの原油を純輸入。これが不要となりことになりそうなんです?
 (実際は、安全保障上の問題から継続する予定らしいですが?)
 
 なんと全世界の原油産出量の10%に匹敵!受給バランスから価格は大幅に下落・・・ってことになるんですね。
 
ガソリン.jpg

 産油国は価格下落に減産で対応してきたんですが、現在は価格下落の圧力が強力になっており、減産しても価格が上がらず、収入が減少するという最悪のシナリオになりそうです。
 
 ゆえに世界最大の産油国であるサウジアラビアは減産をしない方針!
 それに追随する形で、OPEC(世界石油輸出国機構)も同様の決断を行ったようです。
 
 問題は価格下落がどこまで続くか?・・・・・・・
 原油の余剰は解消されないので、長期に続くと予想しています。

 しかし悪いことばかりでなく、原油価格が下落効果は、産油国から、石油を消費する先進国に利益が移転することになり、日本だけでも年間10兆円近くの経済効果があり、中長期的には経済活動を活発化させ、いずれは原油の需要を増やすことになるはずです。

 短期的には、価格高騰で潤っていたロシアやベネズエラといった産油国の経済は大打撃を受けていますが、世界経済に占める割合はごくわずかです。
 
 投資家の姿勢は慎重で、しばらくは不透明な状況が続きそうです。


・原油価格が下落なぜ?景気影響の心配!
・原油価格は OPECの原油価格戦略 シェールつぶし?


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