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原油価格が下落なぜ?景気影響の心配! [経済]

原油価格 下落している、今後どうなるか、市場関係者も不明???

米国のシェールオイル増産、そして地政学的リスクによる供給途絶懸念の後退も、原油価格下落の一要因だ。

 原油価格が値下がりしている。7月末まで100ドル台前後、北米市場の原油価格は、10月初めには90ドルを切り、16日には一時2年4カ月ぶりとなる80ドルを切った。同じように欧州市場も、4年ぶり85ドルを推移している。

 なぜ? 原油価格急落の原因は、二つ。

 一つめは、世界経済成長失速で需要が落ちた。二つめは、供給過剰でバランスが崩れたことである。
 
 普通なら、需要が落ちれば石油輸出国機構(OPEC)が減産して、価格の維持を図るところなのに、先導するサウジアラビアは10月1日、価格を下げ、予想外の行動に出た。それは米国での市場シェア拡大が狙いで値下げしたとの見方が有力である。

70ドルまで下がる可能性もあり、11月27日のOPEC総会で、最終的に相場が決まるだろう。

 減産になれば、相場は反発し、落ち着く。だが、需要の鈍化から、で95ドル程度までとなりそう。
 
 問題は今後、減産かどうか?
原油価格の下落は、消費者や企業ににとって、プラスである。

しかし、下落すれば、金融市場は世界景気減速のサインと思い、投資家は敏感に反応して株価が下落して
景気にも悪影響になる。

もう一つ問題は、期待インフレ率の下押し効果。
これは、原油価格と連動する傾向にあり、期待インフレ率が下がると、消費や企業の投資が減り、総需要が鈍る。

 原油相場はしばらく注意する必要がありそうだ。

・原油価格下落どこまで続くのか?


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