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MRJを待ち受ける、難題とは? [経済]

まばゆい日差し中から颯爽と現れたのは。スマートかつシャープなボディには、赤いスリーダイヤのマークが輝く「MITSUBISHI」のロゴ。「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が、ついに姿をお披露目した。
 
MRJ3.JPG

 三菱重工業が プロペラ機の「YS―11」(1973年に生産終了)から半世紀ぶりに誕生した国産の旅客機である、MRJは、70~90席クラスのリージョナルジェット機(地域路線用の小型ジェット旅客機)である。
 
 長年の夢。最高レベルの経済性と快適性を合わせた国産旅客機が、ついに現実化した瞬間と喜びを語ったのは三菱重工の大宮英明会長である。
 
 しかし、この国内初小型ジェット旅客機の誕生を後目に、暗雲が立ち込めている。
 
 度重なる予定延期が原因である。
 
 高い燃費と環境性能を有する、MRJであるが、両手話では喜べない状況であるもの事実である。
 2008年から開発は困難を極めた。それは自衛隊の戦闘機や、米ボーイング機の主翼・胴体製造などを手掛けてはいるが、自ら旅客機を開発まったく分野が違い、決定的なノウハウの不足と膨大な作業で現場は混乱で遅れてしなった。何度も予定延期に、実現が難しいとの声も上がった程である。
 
 しかし、なんとかやっと 小牧南工場でロールアウト(完成披露)に漕ぎつけた。
 
 が、まだいくつかの関門がある。
 
1.来年4~6月予定の初飛行(飛行試験の開始)をスケジュールどおりに実現できるか?
2.改善点を設計にフィードバックして、最終設計まだもっていくこと
3.地上・飛行試験の膨大なデータから、安全性を証明し、国から機体の安全認証のお墨付きを得ること。

クリアする問題は山積みで、遅延は非常にダメージが大きく、実は最大の強敵、エンブラエルがたちはだっがっているのである。

エンブレム.jpg


エンブラエルは昨年、「E2」シリーズの開発を開始して、MRJと同じ米プラット&ホイットニー製の最新エンジンを採用したことで燃費性能でMRJと差がなくなってしまったのだ、ここ1年でE2の受注は400機を超えた。

果たして、軍配はどちらに上がるか?

日本経済のためにも、頑張ってほしいものである。
・MRJ:エンジンの試験運転開始、本格的か!
・国産ジェットMRJを超える、画期的ホンダ ジェット エンジン!
・MRJ の魅力と将来性 なぜそんなに注目されるの?
・MRJ 最新情報 2014 国内初ジェットやっと完成か!
・「日の丸ジェット」ようやく、今春初試験飛行!
・東レが1兆円、約10年にわたる大口契約に成功!


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